インプラントの体への影響

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インプラントの手術によって、全身に大きな障害が残ったとか、重大な問題が生じたというケースはほとんどありませんが、この治療によって体に幾らかの影響が生じる場合があります。それらについて解説していきましょう。


まずポジティブな影響が挙げられるでしょう。しっかりと物を噛めるようになったことにより、免疫機能の向上、脳内組織の活性向上などが期待できます。さらに、人と話すときにより自信を持って話せるようになったというメンタルな部分の改善も認められます。これはインプラントの大きな特色と言えます。

その一方で、長期的な視野から気になる影響も指摘されています。その最も大きなものがインプラント周囲炎です。この病気は、施術した歯に歯石が溜ることによって生じます。つまり歯肉炎、歯周病と全く同じ症状がインプラントに出るわけです。特にこの手術を受ける年代が壮年から前期高齢者に多いため、長期的に見ると認知症や脳梗塞などによって全身障害が生じる可能性が高いのです。そうなると歯の手入れをきちんと行うことが難しくなってしまうため、インプラント周囲炎が発生しやすいのです。


ひどくなると埋め込んだボルトを取り除く手術が必要になる場合もありますので、その分の費用がかかってしまうことになります。また、歯周病の抜歯と異なり、ボルトが骨に固着しているため、このボルトを外す手術は非常に困難になる場合があるようです。ですから、どの年齢で手術を受けたとしても、きちんとした歯の手入れを必ず行うようにしたいですね。